理科検定 物理1級合格への道

理科検定 物理1級に合格した際に使用した参考書・問題集、学習法を紹介します。

その前に、理科検定 物理1級について。

理科検定は2級以上から高校の4分野(物理・化学・生物・地学)に分かれ分野ごとの階級を受検することができます。例えば、理科検定のうち物理1級を受検すると70%以上の得点率で物理1級合格、50%以上70%未満の得点率で準1級を取得することができます。合格者には写真の合格証が郵送されます。
※ただし、物理・化学・生物・地学の4分野全てが出題される理検SCORE100を受検すると1000点満点中900点以上のスコアで理検1級を取得可能。

物理1級の出題範囲は高校応用となっています。これは、教科書の物理基礎+物理、つまり物理の全分野と考えてよいと思います。(物理2級の出題範囲は物理基礎)出題形式はほとんどが記述式であり、答えを導き出すまでのプロセスを説明することが求められます。

したがって、しっかりアウトプットする練習が必要になります。私が使用した書籍は下記のものです。下記の書籍を使用する際は自分の手を動かして解答を導くことが大切です。

物理のエッセンス

基礎基本を小問で確認しながら進められる良書です。後々、演習の際に項目を調べたりするのにも使用できます。

良問の風・名門の森

アウトプットの練習のための問題集です。
良問の風は基礎~標準までの難易度、名門の森は標準~の難易度の問題集となります。
不明な箇所は、物理のエッセンスで逐一復習すると良いです。

演習としては、標準問題集の良問の風に一番時間を割いたと思います。3周し、間違えた問題を重点的に復習しました。

物理のエッセンス⇒良問の風⇒過去問+名門の森 まで仕上げれば、理科検定 物理1級だけでなく難関大学受験にも十分通用する実力が養成されると思います。頑張ってください。