ジャガイモは茎が変化したもの

植物が、水と二酸化炭素からデンプンなどの栄養分をつくり出すはたらきを「光合成」といいます。
このとき、酸素も発生します。多くの植物において光合成は主に葉で行われています。

葉で合成されたデンプンは、水に溶けやすい物質に変えられ、茎を通って植物全体に運ばれます。
これらは、植物の成長に使われたり、再びデンプンに変えられ、いもの中に蓄えられます。

ジャガイモのいもは、根の一部ではなく茎が変化したものです。
ジャガイモに日光が当たるようにしておくと、緑化して緑色になるのはこのためです。

緑に変色した部分にはソラニンやチャコニンという毒素が多く含まれており、食べると吐き気や嘔吐、下痢などの症状を引き起こすので、調理の際は注意が必要です。

このようなことは、ジャガイモを実際に栽培、調理することにより経験と共に理解することが重要であると考えます。

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