脊椎動物は、仲間の増やし方・呼吸の仕方・体温の特徴などによって、「ほ乳類」「鳥類」「は虫類」「両生類」「魚類」の5グループに分けられます。

ほ乳類は、雌の子宮内で子としての体ができてから生まれます。これを胎生といいます。
これに対して、魚類・両生類・は虫類・鳥類は卵を産んでから子がかえります。これを卵生といいます。

しかし、カモノハシのように卵生であるほ乳類や、ウミタナゴのように胎生で子供を産む魚(卵胎生)も存在します。このような例外が存在するところが、生物の面白いところですね。

ちなみに日本では、ウミタナゴは胎生で増えることから、安産の「おまじない」として食べる地方がある一方、島根県ではウミタナゴが子供を生む様を逆子が生まれてくるのに重ねて縁起が悪いともされていそうです。