復氷現象

復氷現象(ふくひょうげんしょう)とは、氷に圧力をかけることで体積が減って水になり、圧力を取り去ると氷に戻る現象です。

カーリング競技は、この復氷現象を利用してストーンを滑らせています。カーリングのリンクには、リンクを覆う微細なぺブルとよばれる氷粒が存在します。ストーンが投げ出されると、このぺブルが圧力によって押しつぶされて氷上に水膜ができます。これが、ストーンと氷上を潤滑油のように作用してストーンが滑ることができるのです。