バイオミメティクス(生物模倣)

カマキリの動作をまねた中国武術に蟷螂拳(とうろうけん)があります。レオナルド・ダビンチは鳥の観察から飛行機の構造の着想を得ました。

生物の仕組みをものづくりに活かすことをバイオミメティクス(生物模倣)といいます。1950年代にアメリカの生物物理学者オットー・シュミットが初めて使用した言葉です。オットー・シュミットもイカの神経の研究からシュミットトリガー(組み合せ論理回路)を開発しています。

ブリヂストンがラクダの足裏の構造から月面走査車のタイヤの開発に取り組んでいるそうです。