ハエで受粉

私が小学生の頃はたくさんのミツバチがいた気がします。(捕獲して遊んでいた・・・)

いま、世界的にミツバチが減少しているそうです。
ミツバチは農作物の受粉という重要な役割を担っています。ミツバチが花の蜜を吸いにきた際に、身体についたおしべの花粉がめしべにくっつくことで受粉が行われます。ミツバチが減少すれば、受粉が行われず果物の実がならないというわけです。

奈良県の大和野菜研究センターでは、ミツバチの代わりにハエ(ヒロズキンバエ)を利用して受粉を行い、イチゴを栽培する研究が行われています。ハエはサナギのときにハウス内に入れられるため清潔です。また、ハエはミツバチよりも活動できる温度帯が広いため効率良い受粉が期待できます。

大和野菜研究センター