リフィーディング症候群

断食ダイエットで重要なのは、断食後の回復食と言われています。
低栄養状態から、急に栄養補給することで心不全や呼吸不全などの重篤な症状に陥る「リフィーディング症候群」があります。日本で初めてリフィーディング症候群が発生したといわれるのが、秀吉の鳥取城攻めだったと言われています。当時、秀吉は信長より毛利攻めの総責任者に任じられ、前線の鳥取城攻略に取り掛かります。そのとき利用した戦術が後に渇え殺し(かつえごろし)といわれた兵糧攻めでした。最終的に城主の吉川経家が切腹することで城内の人々は助命されました。開城後、秀吉が飢餓状態にあった人々に粥をふるまったところ過半数の人々が死んだといわれています。一方、粥をゆっくり食べた人々生き残ったのだとか。