推薦入試直前指導

本日、推薦入試で行われる面接・作文の演習を行いました。

推薦入試で面接を行う主な目的は、受験者がその学校にふさわしい学生であるかどうかを判断することです。また、短時間に大勢の学生と面接することになるので、面接官は受験生の態度や服装、言葉遣いなどから、受験生の人柄を見極めることになります。

面接は学力試験とは違った意味で緊張するものです。しかも、面接官と向き合い、その場で考えるわけですから、最初からうまくいくわけがないのです。大切なのは、上手に答えようとすることではなく、素直に自分を表現することです。面接官は、質問に対する答えだけでなく、態度や表情、立ち居振る舞いなど、総合的に受験者を評価します。

真面目で誠実な受け答えをすれば、それがそのまま面接官に伝わります。逆に、嘘をついたり、ごまかしたりするような回答をすれば、悪い印象を与えることになります。例えば、「趣味は読書です」と言いながら、最近読んだ本を聞かれて答えられなかったり、本の感想を聞かれて答えられなかったりすると、マイナスの印象を与えてしまうことになるので、自分の気持ちや考えを素直に伝えるという意識で面接に臨んでください。

良く質問される内容については、事前に回答を考え、本番で答えることができるように練習しておきましょう。
・受験番号、氏名、出身中学校名
・志望理由
・中学校で頑張ったこと(思い出)、部活動(部活動を通じてどのように成長したか)
・高校に入ってやりたいこと、目標
・長所・短所(短所を克服するためにどのような努力をしているか)
・趣味・特技、余暇の使い方
・得意科目・苦手科目(苦手科目を克服するためにどのような努力をしているか)
・最近印象に残ったニュース、最近読んだ本(その感想)
・尊敬している人、(尊敬する理由)、好きな言葉(座右の銘)
・将来の夢