タチスミレ
ノウルシ

茨城県小貝川の河川敷では珍しい希少植物を観察することができるようです。

かつては、大雨で川が氾濫し河川敷が冠水すると湿地に適しない植物は枯死していました。それに対して湿地適応性をもった植物たちは繁殖することができました。しかし、現在は河川整備が進んだことにより河川敷が冠水することが少なくなりました。その結果、自らの特性を活かせずに生存競争に負けた植物が希少植物となってしまったのです。

人も自らの能力を発揮できる環境に身を置きたいものですね。