ノーベル生理学・医学賞

今年のノーベル生理学・医学賞にカタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏が選ばれました!
業績は「mRNAワクチンの開発を可能にした塩基修飾に関する発見」です。
mRNAを体内に入れると、そのmRNAの情報をもとにタンパク質がつくられウイルスに対する免疫がつきます。しかし人工のmRNAは体内では異物としてみなされ強い炎症反応が起こる欠点がありました。カリコ氏とワイスマン氏はmRNAの一部を塩基修飾することで炎症を起こさない仕組みを発見しました。この仕組みが新型コロナに対するワクチンとして利用されたのはご存知の通りです。