紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図

紫綾金銀泥絵両界曼荼羅図(むらさきあやきんぎんでんえりょうかいまんだらず)の6年間におよぶ修復作業が終わり、5月10日に開眼法要が行われました。前回の修復は、寛政5年(1793年)の光格天皇によるもので、今回の修復は230年ぶり。
この曼荼羅は、真言宗の開祖空海(774~835年)が制作を指導したものといわれています。来春、奈良国立博物館の空海展で一般公開される予定です。

奈良国立博物館