本日のオンライン指導 2025.7.15

本日の小5(インターナショナルスクール)のオンライン指導は、数検5級(中1)です。
今日は最大公約数と図形の問題。

【問題】
縦54cm、横90cmの長方形の紙を、あまりが出ないように同じ大きさの正方形に切り分けるとき、できるだけ大きな正方形の1辺の長さと正方形の枚数を求めなさい。

【解答】
最大公約数を利用します。
54と90の最大公約数は 18なので正方形の1辺の長さは18cm・・・(答)
よって、正方形の枚数は 54÷18=3、90÷18=5より3×5=15枚・・・(答)

【別解】
面積に着目すると、次のような別解もあります。
正方形の1辺の長さを \(x\) cm、正方形の枚数を \(n\) 枚とすると

\(\dfrac{54\times 90}{x^2}=n\)

を満たす最小の整数 \(n\) を求めると

\(x=\sqrt{\dfrac{54\times 90}{n}}\)

(中3の平方根でよく出題される数式の形になりました)

\(x=\sqrt{\dfrac{2^{2}\cdot 3^{5}\cdot 5}{n}}\)

\(n=3\cdot 5=15\) 枚・・・(答)
\(x=\sqrt{2^{2}\cdot 3^{4}}=2\cdot 9=18\) cm・・・(答)

ちょっと回りくどかったでしょうか?笑