サシガメ

サシガメという吸血昆虫が媒介するシャーガス病。

シャーガス病は感染直後は発熱などの症状があるが、感染者の多くは軽傷で症状は消失します。しかし、数年から数十年後に心臓や腸の病気を引き起こす恐ろしい病気なのだとか。(潜伏期間が長く放置されてしまう梅毒のようです。怖い・・・。)シャーガス病はNeglected Tropical Diseases – NTDs (顧みられない熱帯病)と言われています(デング熱・狂犬病等)。貧困や劣悪な環境によって、発展途上国で蔓延し経済成長の妨げにもなっているにも関わらず、特効薬があり致死率が低いことで社会であまり注目されずに取り組みが遅れているのが現状。

現在、寄生虫病を克服してきた国として日本の研究者が地元と協力しながらこの問題に取り組んでいるそうです。