司法書士になることは現代最強の生き残り策である

Wセミナー専任講師、山本浩司先生著書の『司法書士になることは現代最強の生き残り策である』読了。

これから日本が迎える人口減少、少子高齢化社会を迎えるにあたって、食える資格で生き残る手段が書かれています。(ここでは、司法書士という資格をテーマに)

山本先生が、提唱する【基礎の徹底】は、資格取得のみならず受験勉強全般に通じるものだと感じました。

“受験生は、一般に、知らないことが出題されることをおそれます。しかし、これが誤った態度なのです。このおそれに負けて、知らないことをなくそうと努力をはじめるといたずらに学習分野が拡大します。”引用:司法書士になることは現代最強の生き残り策である

これは、勝てる戦に勝たないことを意味しています。

例をあげます。織田信長は桶狭間の戦いで今川義元を打ち取りました。その後、今川領は混乱状態になります。しかし、信長はこの混乱に乗じて今川領に侵攻することはありませんでした。なぜか?信長の目的は『天下』つまり西に向かうことだったからです。(今川領は、信長の領地、尾張からみて東にある)

受験生にとってもの目的は何か、それは、『合格』です。その合格のために、知らないことは放っておき、基礎の徹底、学んだことを根拠に解答を導き出せる受験者が合格を勝ち取ることができるのです。