
本日のオンライン指導は算数検定6級の過去問演習を行いました。
最大公約数や最小公倍数の文章題。この分野は小学生が苦手とするところ。問題にはいろんなバリエーションがありますが、まずは文章を良く読むことが大切です。
【問題】
縦6cm、横8cmの長方形のタイルを同じ向きにすき間なく並べてできるだけ小さい正方形を作ります。
(1) 正方形の1辺の長さは何cmですか。
(2) 正方形をつくるのに、タイルは全部で何枚必要ですか。
6cmと8cmくらいなら、実際に紙にイラストを描いて並べていくと求まりますが(書き出してみるということも大事)、縦は6cm、12cm、18cm、・・・と6cmの倍数になり、横は8cm、16cm、24cm、・・・と8の倍数となるので、できるだけ小さい正方形となるためには縦と横の長さが等しくなるので、共通の倍数のうち最小のもの、つまり最小公倍数を求めればよいことが分かります。
すだれ算で求めてみると
2)6 8
3 4
したがって、2×3×4=24cmと求まります。
タイルは、4×3=12枚です。
(答)(1) 24cm (2) 12枚